兜の重さは脱いだあとも余韻が続きました

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山口県岩国市 錦帯橋編(3)

 錦帯橋の南側には、いまも町家の面影が残っています。江戸時代に岩国藩初代藩主の吉川広家が町割りをしたそうで、江戸時代(1850年ごろ)に建てられたとされる「本家松がね」(岩国市岩国1―7―3=9~17時)は趣があります。今回は、岩国城下町を堪能してきました。

「本家松がね」は、吉川公が諸大名への贈答品として使っていた鬢付け油「松金油」の製造販売を行っていたお店。建物は昭和初期に國安家の所有となり、2000年に「國安家住宅」として登録有形文化財になりました。現在は、岩国市観光交流所として、岩国の特産品の試食や販売なども行っています。ここでは、岩国藩鉄砲隊保存会が所有している甲冑を着て、記念写真が撮れる「甲冑体験」(1000円)があります。

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