娘「大地真央さんと黒木瞳さんのサヨナラ公演を見て意識」

公開日: 更新日:

 瓜の蔓に茄子はならぬの言葉通り、タカラジェンヌの娘はタカラジェンヌになった。

 しかし、北嶋さんは母から経歴を一切知らされずに育った。

「当時、私が少年隊錦織一清さんの大ファンで、母とコンサート会場の最前列でキャーキャー言っていましたが、その母は宝塚のタの字も話したことがない。自宅に1枚だけ母の若い頃の日舞の写真が飾ってありましたが、痕跡といえばそれだけです。ですから将来は宝塚で活躍したいなんて少しも思ったことはありませんでした。ところが、中学3年の時に大地真央さんと黒木瞳さんのサヨナラ公演を見る機会があり、カルチャーショックを受けた。『これだ!』となり、宝塚を意識し始めたのはそれからですね」

 母の芦屋さんがうなずきながら続ける。

「私も母(北嶋さんの祖母)の大反対を押し切って宝塚に入りました。自分は好きなことをしてきたのに、娘にあれはダメ、これはいけないとは言えません。マミが6歳の時に夫を亡くし、それからは働きながら2人を育てました。最初は宝塚で同期の大滝子(元月組トップ)のマネジメントのお手伝いでした。子供がまだ幼かったのでフルタイムの勤務は断っていたのですが、縁あってやはり同期の榛名由梨の担当マネジャーを務めました。芸能界の厳しさも知っていますし、ましてや宝塚はトップスターを頂点としたピラミッド社会。主要な役もすべて成績順です」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  1. 6

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 7

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  3. 8

    "お騒がせ元女優"江角マキコさんが長女とTikTokに登場 20歳のタイミングは芸能界デビューの布石か

  4. 9

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  5. 10

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 2

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  3. 3

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  4. 4

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  5. 5

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  1. 6

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  2. 7

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール

  3. 8

    織田裕二「踊る大捜査線」復活までのドタバタ劇…ようやく製作発表も、公開が2年後になったワケ

  4. 9

    「嵐」が2019年以来の大トリか…放送開始100年「NHK紅白歌合戦」めぐる“ライバルグループ”の名前

  5. 10

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞