著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

水谷豊は13歳で…テレビを支える意外な“子役上がり”の面々

公開日: 更新日:

 ビッグな子役上がりはまだまだいる。

 風間杜夫が児童劇団「東童」に入団したのは8歳の時。当時は本名で時代劇などに出演していた。

 風間の名は日活ロマンポルノに出演する際につけたとか。つかこうへい劇団時代に「蒲田行進曲」で注目され、「スチュワーデス物語」の教官、「銭形平次」の平次……を経て、現在は一人芝居や落語もこなす。

 沢村国太郎を父に持つ長門裕之、堺駿二を父に持つ堺正章らの大物もデビューは子役から。

 意外なところでは「凪のお暇」の高橋一生

 児童劇団出身で10歳の時に映画「ほしをつぐもの」に出演し、ジブリアニメ「耳をすませば」の天沢聖司の声を担当したが、その後は下積み時代を。意外や苦労人だったのだ。

 三浦春馬も4歳で児童劇団に所属、朝ドラ「あぐり」にも出演するなど芸歴は長い。前クールの連ドラ「TWO WEEKS」では主題歌にも挑戦した。堀北真希と結婚した山本耕史の場合は0歳で赤ちゃんモデルとしてデビュー。雪印ネオソフトのCM「♪おいしい顔ってどんな顔~」に出ていたかわいい男の子が実は、山本だったというのも知る人ぞ知る話。

 小栗旬山田孝之中川大志神木隆之介……おっと、坂上忍を忘れていた。50にしてワイドショーのMCをやっているのは成功か否か。

 子役上がりがテレビや映画を支えているといっても過言ではない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  1. 6

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  2. 7

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  3. 8

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  4. 9

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  5. 10

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情