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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

土屋太鳳に吉岡里帆…“嫌われ者”は好かれる先輩に学ぶべし

公開日: 更新日:

 11月に公開される「ひとよ」のジャパンプレミアでも司会者の仕事を奪い、共演者に「しゃしゃるな」とたしなめられた。

「しゃべくり007」(日本テレビ系)に出演した際も「土屋太鳳と同じオーディションで最後の2人まで残って負けたことが4回ある」とか、「最近、広瀬アリスがバラエティー番組にも進出し始めやがりまして、若手女優バラエティー枠って私じゃないのって」と発言、波紋を呼んだ。

 嫌われる女優がいれば、好かれる女優もいる。

 16日の「天海祐希石田ゆり子のスナックあけぼの橋」(フジテレビ系)には吉永小百合が登場。「ひょっこりはん」のギャグを披露し、天海&石田がカラオケで歌った「いつでも夢を」を1フレーズ歌うなど、サービス精神旺盛で、大女優のかわいい一面が垣間見られた。

 天海がママ、石田がチーママの設定。生ビールはうまくつげない、ハイボールは濃すぎる、あたふたと料理……石田のポンコツぶりもかわいい。そして3人に共通するのが謙虚さ。偉ぶらず、私なんかという奥ゆかしさがある。

 吉永小百合も天海も石田も好感度の高い女優だが、愛される理由がわかる気がした。

「嫌い」の常連だった蒼井優南海キャンディーズ山ちゃんと結婚して好感度も上昇。松岡もまだ間に合う。先輩に学べ!

【連載】桧山珠美 あれもこれも言わせて

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