著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

「たけし城」後日談 井手らっきょが目を付けた人妻の運命

公開日: 更新日:

 その平和な親子大会で小学校3年生くらいの男の子と参加してきた30代後半の母親を獣のように狙う不届き者が出現したのだ。その男こそ、我らがたけし軍団の「歩く生殖器」、またの名を「〇ンコマン」と呼ばれていたツルツル頭の井手らっきょであった。

 収録終了後、普段は都内まで軍団一同、ロケバスで帰るのが通常であったが、「オレ、ちょっと用事があるのでここで」と単独行動に出たのだった。

 いぶかしがる軍団と別れ、らっきょが向かった先はなんと、先ほど、たけし城で見かけたあの母子の自宅であった。すでにらっきょは連絡先を聞き、収録後、自宅を訪問する約束を取りつけていたのだから恐れ入る。途中、お土産のカステラを買ったことから、後に「カステラマン」と呼ばれることもあった。

 訪ねる方も訪ねる方だが、招く方も招く方でたまたまその日は、ご主人が出張とかだったらしく、まんまとらっきょの誘惑のクモの巣に、完全に捕まってしまったらしい……。

 ところが、らっきょとエロ奥さんの前に恐るべき敵が登場しようとは想定外であったろう。子供が突然、らっきょが自分の家に来たことによりハイテンションMAXになり、夜がふけても寝る気配がないのだった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー