木村拓哉「グランメゾン」視聴率“第2話上昇の謎”を解く

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■ファンもアンチも感情が揺さぶられている

 なぜ、キムタクの主演ドラマ視聴率を取れるのだろうか。

 あらゆる要素が考えられる中で、筆者は“アンチ”のいる効用に着目したい。

 通常、ドラマの宣伝は自局、もしくはテレビ誌などの友好的な媒体に限られがちだ。それらの記事は、純粋なドラマの宣伝や取材対象者に必要以上に寄り添うケースが多く、ドラマファンや出演俳優のファン以外にどれだけ訴えられるかは不透明だ。

 しかし、キムタクの場合は主演するだけで、視聴率が注目を集め、あらゆる媒体で記事が量産され、大量のコメントが付く。好意的でないものも散見されるが、その方がかえって読まれることもある。キムタクが主演するという宣伝効果は計り知れないものがあるわけだ。現在、これほど話題になる俳優は存在しない。

 たとえば、10月開始の民放プライム帯の連続ドラマで、新聞のテレビ欄の最初に載る俳優14人のYahoo!ニュース検索をしてみよう。

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