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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

テレビ局各社 朝のワイドショー戦線に異状あり

公開日: 更新日:

 18日の「あさイチ」は久々のセックスレス特集だった。有働&イノッチ時代も「セックスレス」などが話題だったが、2代目博多華丸・大吉&近江になってからは無難な話題が多く、最近では9月「わが子のおちんちんの悩み むくべきか、むかざるべきか」以来、久々に攻めた企画といえる。

 ゲストは森三中・大島美幸、浜島直子、LiLiCo。この手の特集になると男性陣が空気になるのはイノッチの頃から。家庭持ちの華大は一切語らないスタンス。31歳独身近江も頑張っているが、脇汗までさらす怖いモノなしの有働に比べれば、さぐりさぐりな印象。

 番組は途中で緊急地震速報になり、セックスレス特集は終了と思ったら一段落して再開。「さきほどは夫とのセックスが苦痛でイヤだというところまでいきましたよね」と、後はがっつり。百貨店でも売られているアダルトグッズの品評会まで始まったから驚いた。

 有働&イノッチの時は、たびたびネットニュースにも上がり、視聴率のランキングにも登場していた「あさイチ」だが、2代目になり、通常は低値安定で可もなく不可もなくといったところ。このままではまずいと「セックスレス」特集に踏み切ったのではと思う。

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