著者のコラム一覧
井上トシユキITジャーナリスト

1964年、京都市生まれ。同志社大学文学部卒業後、会社員を経て、98年からジャーナリスト、ライター。IT、ネット、投資、科学技術、芸能など幅広い分野で各種メディアへの寄稿、出演多数。

日常の生活を見せる=等身大で親しみやすいとは限らない

公開日: 更新日:

 元アイドルで会社経営者の川崎希(32)が、夫のアレク(37)の誕生日プレゼントに高級車を買ってあげたというニュースが、その日のランキングで上位に入っていた。その理由が何なのか知りたくて記事へのコメントを見てみたら、批判と否定ばかりがズラリと並んでいて驚いてしまった。

 あらためて川崎のブログを追ってみると、あからさまに派手な生活を送るわけではなく、ファミレスへ家族で行くなど上手に切り詰めている日常の報告が多い。

 だが、その中にさりげなく、しかし見れば誰でもわかるように高価な装いや豪邸の画像が挿し込まれており、これが結果的に鼻についてしまう。

 このところ全編この調子で同じような「隠し自慢」が繰り返されているのだが、夫のアレクのブログではトイレの壁紙をハイブランドのものにしたなどと、さらにあけすけに「セレブライフ」がつづられている。また、アレクの姉のブログには、イタリアの高級スポーツカーが2台あると画像付きで投稿されており、庶民派を装ってもかなりのぜいたくをしていることがわかる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手