映画批評家・前田有一氏が厳選 寝正月に外れナシ10本紹介

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 物価も上がり、実質賃金が下がりまくっているところへトドメの消費増税と、庶民にとっては受難の年の瀬。ここはあえて寝正月を決め込むのも生活防衛というやつだろう。そんな時に味方になるのが映画DVD。令和元年を代表するハズレなしのセレクション。この10本があればコタツが天国になります。

「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」は、人気ゲームを媒介にした父子の交流と愛を描いた感動の実話ドラマ

 会社を辞めた父親(吉田鋼太郎)を元気づけるため、父がハマるオンラインゲームに、正体を明かさず参加して近づく息子。ゲーム世界の中でアタフタしている初心者の父親をそれとなくサポートし、やがてネット上の仲間たちも加わりラスボスを目指す。

 その旅の中で父親が抱える苦しみ、葛藤を知り、やがてラストで隠された真実が明らかに。軽妙なタッチだが、息子を持つ父が見たら号泣確実の、意外にも誠実な作りの人間ドラマだ。

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