北川昌弘
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北川昌弘女性アイドル研究家

1988年の「NIPPONアイドル探偵団」(宝島社)出版を皮切りに、アイドルから若手女優まで、幅広く精通するアイドル研究の第一人者。研究データの収集・分析のため、精力的に芸能イベントで取材活動を続けている。

20年注目のピュア美少女・森七菜はおどけた表情もイケる

公開日: 更新日:

 このコに直で会うのがひとつの目標でした(笑)。

 昨年放送されたドラマ「獣になれない私たち」の第5話(2018年11月7日・日本テレビ系)で、田中美佐子演じる花井千春(田中圭演じる花井京谷の母親)が、夫と出会った高校生時代の頃の回想シーンに登場し、その透明感が衝撃的で、しっかり名前を記憶しました。そのシーン、約7分間はレコーダーにまだ保存してます(笑)。というわけで、カレンダー発売イベントに勇んで出かけた次第。

 18歳にしてはお若い印象。取材陣に声をかけられて、いろんなポーズをとってくれました。特におどけた表情もイケてて、ピュア系女優(昭和などの過去や田舎が似合う)と決めつけない方がいいのかも。すでに19年7月に公開された新海誠監督の最新作「天気の子」でヒロイン・天野陽菜の声を担当していて、知る人ぞ知る存在。とにかく20年の若手女優シーンではカギを握る1人です。

 さらに岩井俊二監督の20年1月17日公開の映画「ラストレター」では、主人公の松たか子演じる岸辺野祐里の高校時代の回想シーンと娘の颯香の2役で出演。祐里の姉の遠野未咲の高校時代の回想シーンとその娘の鮎美の2役で出演する広瀬すずと見事な共演ぶりを見せているのです。映画「ラブレター」が印象に残っている方は、特に見逃さないように(断言)。

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