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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

年末年始番組は再放送だらけ 働き方改革で番組が猛烈劣化

公開日: 更新日:

 年が明けてもう10日が経とうかというのに、モヤモヤが収まらない。年末年始のテレビのせいだ。

 前々からその傾向はあったが、今年は特にひどかった。どこをつけても再放送ばかり。“働き方改革”だかなんだか知らんが、便乗して新作を作ることを放棄。テレビ局が番組を作らなくてどうするの? 

 そもそも、働き方改革って必要? 働き者の日本人は、むしろ働いている方が幸せなんだから。

 例えばTBS。「『アンナチュラル』全話一挙放送スペシャル」が終わったと思ったら、「『義母と娘のブルース』全話一挙放送SP」に「大恋愛・ディレクターズカット版(全話一挙放送!)」、さらに「『ノーサイド・ゲーム』全話一挙放送」ってどんだけ一挙放送やってるんだか。

 NHKも「スカーレット」「ひよっこ2」「いだてん」の再放送。他局も似たり寄ったり。「傑作選」「総集編」「スペシャル選」「アンコール放送」という名の再放送で手抜き一直線。

■レコ大は知らない歌手が多すぎる

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