ナイツ土屋伸之さん “漫才劇場”を造るために消しゴムW杯を

公開日: 更新日:

キャラの消しゴムは1000個以上所有

「面白い遊びだから、はやったらいいな」とユーチューブを始めたのが1年半前。配信しているのは「消しサカリーグ」の試合。キャラの消しゴムは今も1000個ちょっと持っていて、色別に分けて数チームつくり、リーグ戦にして、試合している約5分の動画をいくつも上げてます。見てもらえればわかりますが、僕は出てこない。消しゴムを動かしたり、ボールペンをはじく手だけ映ってます。本人が出てこない芸人の動画は他にないと思います。ユーチューバーとも一切、かぶらないジャンル。

「アメトーーク!」で話した後、ラジオのリスナーに呼びかけて、去年、消しサカ大会を開催しました。約50人が集まって15人ほどが試合に参加。初めて消しサカをやった人が多かった中、決勝に残った子供が2人とも家で消しサカのような遊びをやってたらしい。今はボクシーのタイプのボールペンがあまりないからか、ひとりの子はデコピンで消しゴムを動かしてサッカーやっていたと。

 決勝は2対1の接戦でゴールの時は参加者から歓声が湧いたので、広まりそうな手応えを感じました。eスポーツもあれだけ人気が出ると昔は考えられなかったから、消しサカもプロスポーツとしてやっていけるんじゃないかと。この先、何が人気が出るかわかりませんからね。

 広めるにはボールペンを作っている会社に協賛していただきたいし、キン消しも広めたいし、いろいろやらなきゃいけないことは多い。夢は消しゴムサッカーを世界的に広めてW杯ができること。好きなキャラの消しゴムで独自のフォーメーションをつくれば、面白い大会になると期待してます。

 そして入ってきたお金で劇場を造ることが、死ぬまでにやりたい夢です! まずは消しサカ動画が爆発的に再生されないといけない。劇場造りのためにもみなさん、ぜひ動画を見て、ファンになってください!

(聞き手=松野大介)

▽つちや・のぶゆき 1978年10月、千葉県出身。塙宣之と2000年に漫才コンビ「ナイツ」結成。「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」(TBSラジオ)他に、レギュラー出演。17年に漫才協会の常務理事に就任。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも