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増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

「時代に挑んだ男」加納典明(68)何を想像し、何を思うか。それがオリジナリティーになり、人生を大きく変える

公開日: 更新日:

 作家・増田俊也氏による連載。各界レジェンドの生涯を聞きながら一代記を紡ぐ口述クロニクル。第1弾は写真家の加納典明氏です。

  ◇  ◇  ◇

増田「読者にメッセージを届けるとしたら、具体的にどういう言葉を伝えますか?」

加納「具体的なメッセージですか」

増田「そうです。日本の未来がどうなるかわからなくなってしまった今の時代に、それぞれの世代に向けたメッセージをいただけませんか。老境の人間への激励に関しては何度も詳しくお聞きしてきましましたので、今日は中年に向けた言葉と若者に向けた言葉をお願いします」

加納「それは面白そうだ」

増田「まずは働き盛りであるべき中年に向けてお願いします。30代後半から50代。社会の中で一番頑張らなければならない世代です。でも上の世代からは『俺たちの時代と較べて情けない』と言われ、下の世代からは『老害だ』などと言われています。その世代を激励するとすれば」

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