【ポーランド&ウクライナ】1次リーグF組の最終枠は現時点で未定も「ウクライナが有力」と専門家
2026年北中米W杯1次リーグF組の森保ジャパンは、3戦目を6月25日にアメリカ中南部のダラスで行う(日本時間26日午前8時開始)。現時点で相手は未定。欧州プレーオフB組のウクライナ(FIFA世界ランキング28位)とスウェーデン(43位)、ポーランド(31位)とアルバニア(63位)が3月26日に対戦し、勝者同士による決戦(3月31日)を制した国が相手となるからである。
「ランク上位のウクライナとポーランドが雌雄を決する」というのがサッカー界の見立て。まずはウクライナ。W杯予選で強豪フランスと同じ組に入り、予選最終戦でアイスランドに勝って予選2位を確保。欧州PO進出を勝ち取った。元サッカーグラフィック編集長でDAZN解説者の中山淳氏がこう言う。
「フランスとウクライナとのW杯予選の解説を担当したのですが、ウクライナは0-2、0-4で連敗したとはいえ、スコアほどの実力差はありませんでした。攻守ともに高いレベルの好チームという印象です。大半の選手が欧州列強クラブに所属し、堅守から機敏な速攻でゴールを奪うという持ち味は健在です。その堅守を支えるのが、8月に100億円超の高額移籍金でフランスの名門パリSGに引き抜かれたDFザバルニー(23)。身長189センチ、体重80キロの偉丈夫で攻撃の起点となる前線へのフィードボールの精度も高い。攻撃陣もローマ所属のFWドブビク(28)を中心にタレントぞろい。絶対に侮れない実力派チームです」


















