銭ゲバ男が好奇心から巻き込まれた命からがらの「ゲーム」

公開日: 更新日:

 感情のある者は生まれ変わることができるものだ。「恩讐の彼方に」の了海は辻斬りの悪行を悔いて青の洞門を掘った。人間の子をさらって我が子に食わせた鬼子母神は前非を改悟して子供の守り神となった。劇中のニコラスは真の「誕生日」を迎えることに。人間が再生するには外的要因が必要なのだろう。

 本作を久しぶりに見て「あれっ?」と思った。ニコラスとトランプ大統領の共通点だ。家政婦が誕生日に用意した料理は大きめのハンバーガー。ニコラスのモデルはかつてのトランプなのか。そうだとしたら「ハンバーガーばかり食ってるとろくな人間になれないぞ」と警告しているのかもしれない。

(森田健司/日刊ゲンダイ

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  2. 2

    福山雅治も結婚後は苦戦…亀梨和也も正念場を迎えている

  3. 3

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  4. 4

    安青錦は「カラダ」より「アタマ」に課題…2ケタ勝利で大関復帰を果たせるか

  5. 5

    小栗旬は「思い入れがない」コメント…福田雄一監督また炎上でも仕事が減らない映画業界のウラ事情

  1. 6

    要潤、玉山鉄二、速水もこみち…40代イケオジ俳優3人の「人生いろいろ」

  2. 7

    高市首相に“もう1つの爆弾”「副首都法案」炸裂の可能性 会期延長なら疑惑追及&身内疲弊のWパンチ

  3. 8

    二宮和也をNHKが起用で音楽特番MCは元嵐まみれに…テレビ局では“ポスト嵐”探しが迷走中

  4. 9

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  5. 10

    引退した東山紀之に錦織一清演出で「少年隊」還暦コンサートのすすめ