安斉かれん 実は演技が上手い説「M」での棒読みは計算か?

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〈ベタすぎる演出が逆に新しい〉〈毎回笑った〉〈もはやコント〉--何かと話題になっていたテレビ朝日系の連続ドラマ「M 愛すべき人がいて」。7月4日に迎えた最終回の視聴率は4・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、「深夜枠なら合格点の数字」(広告代理店関係者)だった。新型コロナ禍の影響で放送中断を余儀なくされたが、有終の美を飾ったといえるだろう。

 ドラマの中で主人公の歌手・浜崎あゆみを演じたのが、歌手の安斉かれん(20)だ。このドラマでいきなり主役に抜擢された安斉は演技未経験。そのせいか、ドラマのスタート時は安斉の演技に視聴者の視線が集中することに。

〈すっごい棒読みなんだけど、これワザと?〉〈当時のあゆのしゃべり方ってこんなだっけ?〉

 いろんな意味で注目の的になってしまったのである。

「ドラマ自体が昭和の大映ドラマを彷彿とさせるような作り方。そのため、あの演技は果たして大映ドラマを意識した安斉さんの役作りなのか、それとも本当にド下手なのか……判断するのが難しかったですね。とはいえ、視聴者が一瞬で“安斉かれん”という名前と顔を覚えてしまったのは間違いない。そういった意味では、新人歌手の売り出し方としては大成功だったのでは?」(芸能プロ関係者)

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