著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

上白石萌歌の愛嬌は嫌われない “タヌキ顔”は時代が求めた

公開日: 更新日:

■「未来の自分に何かを残すのが好き」

 今から6年前、雑誌「月刊オーディション」(白夜書房)のインタビューで初めて取材したときには彼女はまだ13歳だったが、毎日の仕事の内容や出会った人の名前をすべてノートに記録していて「未来の自分に何かを残すのが好き」と大きな瞳を輝かせながら語るのを聞いて、必ずすてきな主演女優になる予感を感じた。

 姉の萌音がおとなしい役を演じることが多いのに対し、妹の萌歌は活発で元気な役を得意とする。しかし、インタビューしたときに彼女自身から聞いたところによると、少し前まではむしろ妹の萌歌のほうが人見知りでいつも親の陰に隠れるような女の子だったという。

 20歳になった上白石萌歌は、親しみやすい存在感が買われてテイジンやENEOSなど多くのCMに出演中。SNS時代にあって、どの世代にも「嫌われない(炎上しない)」愛嬌と親しみやすさが、彼女の強みになっている。

 彼女が親しみやすいのは、その人柄に加えて、タヌキ顔タイプのルックスも要因のひとつ。ここ数年の若手女優は、有村架純浜辺美波のようなタヌキ顔が人気を集め、上白石萌歌もその流れにある。

 ひまわりの花のような彼女の笑顔をCMで見ると、前向きな気持ちになるとともに、ホッとして癒やされる。その2つの魅力を同時に持っている上白石萌歌は、こういう時代だからこそ求められる存在だと思う。 (つづく)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    目黒蓮不在のSnow Man、ラウールが"次期エース"へ台頭か「めめラウ」が与え合う影響

  2. 2

    元関取の豊山亮太さん 4年前に土俵去るも、老人ホームの介護士をしながら国家試験目指し猛勉強中

  3. 3

    松尾雄治さん(1)ゴルフ場で意識を失う…「気が付いたら病院のベッドでした」

  4. 4

    東大出身の小林政調会長は日本史を学ぶべき「2600年以上続く男系継承」は歴史なのか神話なのか…皇室典範改正で浮かんだ疑問

  5. 5

    松本人志"めちゃめちゃ癌"の心配される健康管理と伸び悩む「DOWNTOWN+」の今後

  1. 6

    国民も気づき始めた皇室典範改正のおかしさ 「愛子天皇」潰しに抗議する市民デモが国会を取り囲む?

  2. 7

    酒浸り、自殺説も出た…サッカー奥大介さんの“第2の人生”

  3. 8

    永尾柚乃は夏休みも「ヒルナンデス!」レギュラー出演でフル稼働 今や事務所の大看板に

  4. 9

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 10

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?