関ジャニ大倉が濃厚演技 ジャニーズ“脱アイドル化”の兆し

公開日: 更新日:

 大倉はこれまでにいくつかの映画ドラマに出演しているが、“役者”のイメージはそれほど強くなかった。

「ただ、関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞クロニクルF』で演じているオタク気質の会社員のコントは印象に残ってました。間合いが抜群なんですよね。笑わせる芝居は、泣かせる芝居よりも難しい。それが上手な大倉さんは、演技の勘がいい方なんだろうと思います。役者としての今後が楽しみになりました」(エリザベス松本氏)

 前出のテレビ誌ライターは「観客がまばら」と心配していたが、それも杞憂に終わったようだ。同作は9月13日までの3日間で観客動員10万人超え。すでに文句ないヒット作品となっており、各映画サイトの映画レビューもかなりの高得点だ。

「事務所を辞めるタレントが後を絶たないジャニーズ。20日には少年隊植草克秀錦織一清も年内での退所を発表しました。ジャニーさんが亡くなってからというもの、明らかにこれまでと何かが変わってきている。所属タレントはファンにとっての“夢の王子様”であることが絶対で、濃厚なラブシーンはご法度でしたが、今回の大倉を皮切りに、今後はそんな鉄則とかタブーもなくなってくるかもしれませんね」(芸能プロ関係者)

 夢の王子様から、もっとリアルな演技のできる俳優へ。大倉の後に続けるジャニーズタレントはいるのだろうか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手