著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

芦田愛菜の八面六臂の活躍で実感…子役の果ては女高男低

公開日: 更新日:

鈴木福、加藤清史郎、濱田龍臣は苦悩が増えた?

 芦田愛菜と同じ名子役といわれていた3人が13日「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演していた。「マルモのおきて」(同)で芦田と共演した鈴木福(16)、「こども店長」の加藤清史郎(19)、NHK大河「龍馬伝」で福山雅治演じる龍馬の子ども時代を演じた濱田龍臣(20)。その成長ぶりに驚くが、「歯が抜ける」「身長が伸びる」「声変わり」に苦悩し、オーディションを受けても落ちてばかりという苦労話を聞くと、男の子役は大変だなあとつくづく思う。

 そうして生き延びた先が坂上忍(53)というならなおさら。いまやフジの屋台骨となる名司会者として揺るぎない坂上だが、俳優として成功しているかといえば疑問が残る。

 吉岡秀隆神木隆之介という成功例もなくはないが……。

■女子力発揮するベテラン勢

 それに比べ女子は「同情するなら金をくれ」の安達祐実や「おしん」の小林綾子、「私たちはどうかしている」(日本テレビ系)の鬼姑役で新境地開拓の観月ありさら枚挙にいとまがない。

 そうそう。「恥を知りなさい!」で菅内閣の厚生労働副大臣に就任した三原じゅん子も子役上がり。元亭主コアラとバカップル夫婦をやってた頃がああ、懐かしや。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い