小栗旬「日本沈没」コロナ禍で1年先のドラマ発表への疑問

公開日: 更新日:

TBSの“賭け”

 ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は「そこは、TBSサイドも考えているはず。だからこそ『日本沈没』だけではなく、その後に『希望のひと』というサブタイトルが付けられているのかと」と、こう続ける。

「最初のドラマ化である1974年放送の『日本沈没』を視聴した際には、確かにいろいろと衝撃や不安を覚えました。五木ひろしさんの歌う主題歌『あしたの愛』が、見る者をさらに悲しみのどん底へ誘うというか……ただ、2021年版のテーマは『未来への希望』。困難に負けず、強く立ち向かう人びとをメインに描くようですから、人間というものの底力を再認識できる、勇気をもらえる作品になる可能性もありますよね」

 主演の小栗は2022年の大河ドラマ三谷幸喜作の「鎌倉殿の13人」でも主演を務めることが、すでに発表されている。21年、22年はちょっとした小栗ブームが起きそうな予感だが、それだけに「日本沈没」の今この段階での否定的な意見は気にかかるところだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃