「恋あた」ヒット要因はドラマ王道の四角関係ともどかしさ
                        
■どんな時に恋は始まるのか?
 恋心は“四者四様”だが、恋に落ちた時の4人の心には共通項があると、今作を通じて感じた。それは自分を救って、温めてくれる存在と感じた瞬間だということだ。
 1話で、樹木の作ったシュークリームに対し、浅羽が「うまい」と言った言葉。それが何者にもなれない樹木の気持ちを救いあげた。
 そして落ち込む里保を浅羽が慰めたことをきっかけに、2人はよりを戻し、浅羽は里保にとって同じ高みを目指すものとしても救われていた。
 新谷にとって樹木は、仕事に対してワクワクする気持ちや熱い気持ちなど、たくさんの想いや力を与えてくれる存在だ。
 浅羽は甘いものが嫌いになったトラウマの話や、無謀かもしれないコンビニカーの話を樹木には素直に話すことができた。その時点で浅羽はそれに気付いていなかったが、恋人の里保に指摘され、それが「浅羽の救い」となっていたことを自覚し、同時に樹木への恋心をも自覚した。
                    

 
                             
                                     
                                        

















 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
         
         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                