“女子アナ好き”警視庁捜査1課長の評判 斉藤舞子を公用車に

公開日: 更新日:

 就任早々、「女子アナ好き」と報じられてしまった。

 発売中の週刊新潮にフジテレビの斉藤舞子(39)らと昨年末、飲み会をしていたと報じられた警視庁捜査1課長の福山隆夫氏(54)。15日に第76代捜査1課長として就任したばかりだ。

 記事によると、福山氏は鑑識課長だった昨年11月と12月、フジテレビ警視庁キャップの男性記者と斉藤アナ、宮崎勉警護課長の4人で東京・六本木と渋谷の焼き肉屋で会食。11月、福山氏が斉藤アナと初めて会った際には会食中、斉藤アナの体調が悪化したため、福山氏が公用車に乗せて自宅まで送っていったことをスッパ抜かれた。

 福山氏は同誌の取材に対し、<顔色が悪くなって、ああいう方だからこれはまずいっていうんで、一番早い手立ては私の(公用車)。(店から斉藤アナの自宅まで)15分くらいだったんで、じゃあ、私(の公用車)に乗って行ってくださいって、緊急搬送したわけです>と説明した。

 警視庁幹部という立場にありながら、体調不良に陥った女性を救急車で病院に緊急搬送したのではなく、公用車で自宅まで送り届けたというのだ。さらに約1カ月後、福山氏は再び斉藤アナと会食したというのだから、よっぽどお気に召したのか。とはいえ、公用車に捜査関係者以外を同乗させることが警視庁の内規違反にあたることぐらい、重々ご存じのハズだ。

就任早々の醜聞

 福山氏は千葉県出身で、中学、高校時代は野球に打ち込み、千葉商科大卒後の1989年、警視庁入庁。3人の警視総監の秘書室長を経て捜査1課、西新井署長、第1機動捜査隊長、捜査支援分析センター所長を務めた。記者からの評判は「親しみやすい」と悪くない。

「ほとんどの幹部は副署長時代に初めて報道対応をしますが、福山さんは副署長をしていないのに記者への対応がものすごく丁寧で、『いつでも電話してきていいよ』って感じです。たださすがに公用車はマズいですね。その間に大事件が起きたら、どうするのか。鑑識課長も現場に急行し、指揮にあたりますから。救急車を呼ぶほどの状態でなければ、タクシーを手配すれば良かったのです」(警視庁担当記者) 

 当時、警視庁では新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、会食は4人以下でと通達していたが、わざわざそんな時期に女子アナと「初顔合わせ」をする必要があったのか。

「警視庁担当の記者が取材対象として会食していたのならともかく、次期捜査1課長との関係を築くために女子アナが呼ばれたとしたら、それはそれで問題でしょう。捜査1課長といえば、報道機関にとっては重要な情報源ですからね。それを女子アナと飲めるからという理由で参加していたとしたら、福山さんの印象は極めて悪くなります」(前出の記者)

 福山捜査1課長は10日の就任会見で「一致団結し、弱きを助け、悪をくじく」と抱負を語っていたが、就任4日目でこんな「公私混同」が伝えられるなんて、400人の部下や都民に示しがつかない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    悠仁さま筑波大進学で起こる“ロイヤルフィーバー”…自宅から1時間半も皇族初「東大卒」断念の納得感

  2. 2

    中山美穂さん急死、自宅浴槽内に座り前のめり状態で…大好きだった“にぎやかな酒”、ヒートショックの可能性も

  3. 3

    辻仁成は「寝耳に水」 中山美穂離婚報道の“舞台裏”

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  1. 6

    中山美穂さん急逝「加齢の悩み」吐露する飾らなさで好感度アップ…“妹的存在”芸人もSNSに悲痛投稿

  2. 7

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  3. 8

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  4. 9

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  5. 10

    紅白出演をソデにした旧ジャニーズ痛恨の“判断ミス”…NHKに出たい若手タレントが大量退所危機

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 4

    大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす

  5. 5

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 8

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  4. 9

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?