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船山基紀編曲家

1951年、東京都生まれ。編曲家。デビュー作は中島みゆき「アザミ嬢のララバイ」。昨年死去した作曲家・筒美京平と組んだ作品が一番多く、沢田研二、渡辺真知子、田原俊彦ら数々のヒットを飛ばした。昨年12月に編曲を手がけた作品を収録した「船山基紀 サウンド・ストーリー」(ソニー・ミュージックダイレクト、CD4枚組72曲)をリリース。

京平先生とともに…人間の声と人間の奏でる音が音楽の根源

公開日: 更新日:

 今月17、18日開催の「~筒美京平 オフィシャル・トリビュート・プロジェクト~ ザ・ヒット・ソング・メーカー 筒美京平の世界 inコンサート」(東京国際フォーラムホールA)では約30人の出演者が京平先生のヒット曲を歌います。

■平山みきに野口五郎

 その中のひとり、平山みきさんとは長いお付き合いですが、2019年にアルバム「昭和歌謡を唄う」の仕事でご一緒して以来で久しぶりです。橋本淳・筒美京平コンビが手がけた「真夏の出来事」が大ヒットしましたね。一度聴いたら忘れられない独特の声をお持ちですが、これはもう京平先生のツボと言って間違いないですよね。

 野口五郎さんもコンサートで久しぶりにお会いする方です。かつて僕と五郎さんのお兄さんは、同じ事務所で作家活動をしていたんです。ですから五郎さんとは、仕事以外でもご縁がありました。

 五郎さんはギタリストの一面もお持ちです。ギターの知識が豊富でプレーもプロですよ。素晴らしいギターをたくさんコレクションしていることでも有名ですよね。歌手であり、ギタリストでもある。今度のコンサートでもギターを弾いてくださるといいですね。

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