宮迫は吉本から警告 独立芸人が気づかない“暗黙のルール”

公開日: 更新日:

 最近“独立タレント”の身勝手な行動に注目が集まっている。ヤミ営業問題の宮迫博之(51)は、吉本芸人に対して自身のユーチューブとのコラボを直接交渉で進め吉本から“直営業”はやめるよう通達されたと報じられた。

 昨年独立したオリエンタルラジオ藤森慎吾(38)も事前打ち合わせを本人としたものの、現場で「話が違う」と言い度々トラブルになったり、吉本時代の担当マネジャーを引き抜いたりと自分勝手な行動が目立つと業界内からブーイングが出ていると報じられている。

「後輩芸人とはいえ、所属事務所に声がけするのが当然。ましてや古巣の吉本に声がけしない宮迫は非常識です」(吉本興業関係者)

事務所に不義理してでも進めるなら…

 芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。

「独立後、前事務所時代からの取引先からオファーがあれば“こういう仕事をいただいたけれど受けてもいいか”とお伺いを立てるのが筋。前事務所も聞かれれば嫌とは言わないし、オファーしたテレビ局なども安心して起用でき、タレントとして信用度も高まります。事務所に不義理しても進めるならフィールドを変えるしかなく、たとえば、手越祐也さんはコロナ禍に複数で飲食店で飲んでいたなど問題行動を起こして事務所を飛び出しましたが、主戦場をユーチューブに変えました。アイドルからは足を洗い、ジャニーズの曲は歌わず、ジャニーズの交友関係を利用していない。このぐらい潔くいられたら文句のつけようがありません」

 暗黙のルールというより、本人の人間性の問題か。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  5. 5

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  1. 6

    女子プロレス転向フワちゃんいきなり正念場か…関係者が懸念するタレント時代からの“負の行状”

  2. 7

    学歴詐称問題の伊東市長より“東洋大生らしい”フワちゃんの意外な一面…ちゃんと卒業、3カ国語ペラペラ

  3. 8

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  4. 9

    Perfumeのっち、大学中退話が地上波TV解禁でファン安堵…「ネタに昇華できてうれしかった」の反応も

  5. 10

    福山雅治の「不適切会合問題」で紅白に地殻変動が? “やらかし”がPerfume「トリor大トリ」誘発の可能性アリ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘