著者のコラム一覧
平野悠「ロフト」創業者

1944年8月10日、東京都生まれ。71年の「烏山ロフト」を皮切りに西荻、荻窪、下北沢、新宿にロフトをオープン。95年に世界初のトークライブ「ロフトプラスワン」を創設した。6月、ピースボート世界一周航海で経験した「身も心も焦がすような恋」(平野氏)を描いた「セルロイドの海」(世界書院)を刊行。作家デビューを果たした。

アナーキーの狼藉で新宿ロフトは紙コップになった ステージに投げつけてグチャグチャに…

公開日: 更新日:

 東京五輪の開幕が近づいた。五輪開催には賛否両論ある。声を大にして言いたいこともヤマほどある。でも……サッカーU-24日本代表の若手選手たちの躍動する姿が見たい。メダルを獲得する姿が見てみたい。「悠さん、本気で言ってんですか?五輪開催に賛成なんですか?」と糾弾されることもあるが……見たいんだからしょうがないじゃないか。12日のホンジュラスU-24戦では堂安の2ゴールなどで快勝した。U-24代表は17日にスペインU-24と対戦した後、本番を迎える。期待したい。で、本題に移ろう。ARB、ルースターズとともに「ロフトのニューウエーブご三家」と呼ばれた「アナーキー」の思い出話である。

  ◇  ◇  ◇

 1978年に埼玉・和光市出身のメンバーが結成したパンク系ロックバンド。日本語では「亜無亜危異」。この漢字の並びが、いかにも「あの時代」ならでは。バンド名の由来は改めて言うまでもない。

 英国発のパンク界の超大物セックス・ピストルズのヒット曲「アナーキー・イン・ザ・UK」から命名された。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発