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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

篠原涼子が忘れられなかったスポットライトの快感…妻の座を捨て次なる高みに

公開日: 更新日:

「一番かわいがっていた子だけに父親の心配は人一倍強かった。マスコミを通じて父親の気持ちを伝えたかったのでしょう」と親戚の話を聞いた。

 父親の了承なくして結婚はないと篠原は市村を伴い実家に通い、ようやく結婚が許された。娘の結婚式を前に父親は病に倒れるが、奇跡的に式の直前に回復。式への列席がかなった。娘の花嫁姿に感極まり、涙した父親の姿は感動を与えたが、父親は3日後に天国へと旅立った。

 父親との約束を守るように幸せな家庭生活が定期的に女性誌などで報じられていたなか、篠原は本格的に女優復帰する。

「市村と篠原は芝居の世界では師弟関係。歌手から女優に転身した篠原の成長の陰に市村の影響があった」(舞台関係者)

 女優業に理解を示す市村が復帰を反対するはずもなく、女優・篠原涼子は動き出し、早々に独身時代に築いた主役の座に返り咲いた。昭和の大シャンソン歌手・越路吹雪さんの名言を思い出す。

「舞台でひとりスポットライトを浴びるエクスタシーに勝るものはない」

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