著者のコラム一覧
児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブックなどの企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。Webマガジン「オトナの毎日」でイラストエッセー【毎日がエンタメ】を連載中。

韓国ではミュージカルも超人気! K-POPスター出演で“韓ミュー”人気に拍車

公開日: 更新日:

 韓国エンターテインメントの勢いが止まらない。ドラマ映画K-POPに加え、ミュージカルも人気だ。コロナの感染拡大前は現地で観劇するために渡航する日本人のファンも少なくなかった。韓国版「エリザベート」では日本語の場内アナウンスが流れ、舞台上のキャストが「ニホンノカタデスカ?」と観客に話しかけるアドリブもあったほど。一方で「フランケンシュタイン」や「マタ・ハリ」など韓国オリジナルのミュージカル脚本が日本に輸出され、日本人キャストで上演されるケースも珍しくない。キム・ジュンスやVIXXのレオなど、K-POPスターのミュージカル出演も“韓ミュー”人気に拍車をかけている。

 私がもっとも衝撃を受けたのは今から10年以上も前、ソウルで見た韓国版「オペラ座の怪人」だった。あまりの歌唱力の高さに鳥肌が立ったのだ。日本語サイトで座席指定までできたことにも驚いたし、客席の端に設置されたモニターに日本語と中国語の字幕が表示されているとは想像もしなかった。

 今も多くの作品で字幕はないが、ミュージカルの定番ともいえる大作であれば、言葉こそ違えど流れる曲は同じ。よく知る作品なら言葉の壁はさほど感じず、迫力あるミュージカルを楽しむことができる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」