著者のコラム一覧
細田昌志ノンフィクション作家

1971年、岡山市生まれ、鳥取市育ち。CS放送「サムライTV」キャスターから放送作家としてラジオ、テレビの制作に携わり、ノンフィクション作家に。7月に「沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修評伝」(新潮社)が、第43回講談社本田靖春ノンフィクション賞を受賞。

飯野矢住代誕生秘話<20>大門節江と飯野矢住代は生き方もキャラも好対照だった

公開日: 更新日:

あの歌は、節恵(※源氏名は節恵)が梅宮さんと別れてミセに戻ってきた頃に書いたものなの。女にとっては大変なことだし、あの子にも言いたいこと、グチりたいことがあったでしょうけど、それをじっとこらえて、毎日笑顔でミセに出ていました。そのイメージで書いたのが『噂の女』で、彼女にもその時点で、“あなたがモデルなのよ”と言ったことがあります」(「週刊女性」1970年7月19日号)

 そうは言うが、バンドマンと破局して、やはり「姫」に復帰した飯野矢住代のことは無関係だったのだろうか。

「噂の女」のリリースは1970年7月5日。時期的に矢住代の件と重なるからだ。大門節江と飯野矢住代。「姫」が誇る“スターホステス”の両者は、生き方もキャラクターも好対照である。

 1945年8月、広島市生まれの大門節江は、爆心地から程近い場所で胎内被爆児として生まれた。20歳のとき、東京で美容師修業をしていた弟の看病で数日滞在したのが初めての上京。東京最後の夜に父親の知人で郵政大臣や参院副議長を歴任した政治家、平井太郎(平井卓也衆院議員の祖父)と食事をした後、連れて行かれたのが「姫」だった。そこで山口洋子を紹介され、スカウトされたのだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    新木優子と結婚した中島裕翔は大正解! 吉田羊との“合鍵愛”報道から10年目…

  3. 3

    二軍で塩漬け、移籍も厳しい…阪神・梅野隆太郎に残された“代打の神様”への道

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  5. 5

    連続出塁記録に黄信号…ドジャース大谷翔平の本拠地6連戦が“鬼門”になるワケ

  1. 6

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  2. 7

    中島裕翔に新木優子と熱愛報道 ファンから囁かれるHey! Say! JUMP脱退の背景と“問題児”の過去

  3. 8

    広瀬すず 映画賞受賞ラッシュでも残された大仕事「大河ドラマ出演」への“唯一のネック”

  4. 9

    完全復活を遂げた吉田羊と"7連泊愛"中島裕翔の明暗…恋路を阻んだ"大物"による8年前の追放劇

  5. 10

    トランプ大統領に「認知能力低下」説が急浮上 タガが外れた暴言連発で“身内”MAGA派からも正気を疑う声