著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<99>「警察は黒幕がマコやんとヨッシーという見方もしているみたいよ」

公開日: 更新日:

 野崎幸助さんが亡くなった2018年5月24日の行動について、家政婦の大下さんの証言は防犯カメラなどによってウラが取れているので間違いはないだろう。この日の午後4時すぎに彼女は田辺市内の妹の家へ車で出掛けていき、7時半ごろに社長宅に戻った。

「私が帰ってきたときに早貴ちゃんがリビングで1人でテレビを見ていたので違和感を持ったのよ」

 彼女はテレビを見ない習慣で、いつもタブレットでゲームをやっていたからだ。

「彼女の髪は濡れていたようで、タオルで拭きながら画面を見ていた」

 風呂は1階と2階にあるが、1階のほうが広くてジャグジー付きなので、早貴被告はこちらを利用していた。

「『夕方に社長が下に下りてビールを飲んだ』と早貴ちゃんは言うけれど、私が帰ってきた時にテーブルの上にはビール瓶はなかった。もしビールを飲んだとしても彼女は片付けることはしないから、朝に私が掃除をする時にテーブルにのっているビール瓶を片付けていたんだから」

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