「バイキング」「Nキャス」終了で芸能プロのTV局詣で激化 まさかの“タモリ復帰待望論”も!

公開日: 更新日:

 今週、立て続けに世間を騒がせた坂上忍(54)の「バイキングMORE」(フジテレビ系)終了と、ビートたけし(74)の「新・情報7daysニュースキャスター」(TBS系)降板のニュース。

 坂上は8年という番組に区切りをつけ、「動物保護活動」に注力したいと語り、たけしも、そろそろ負担のかかる仕事をセーブして「映画だったり、小説だったり、自分が本当にやりたいことにきちんと時間と精力を注いでいかないと」として、表向きは、双方とも自身の申し出による降板という形になっている。

 しかし、いずれにせよ、両番組は現実的に来春3月で終了となるだけに、テレビマンの間では、後継番組や後任のキャスティングを巡る話題でもちきりだ。

芸能プロが後任狙いでTV局詣で

「『Nキャス』についてはTBSが、番組は継続し、同局の安住紳一郎アナは続投、たけしの後任については調整中と答えています。『バイキング』は、番組終了ですから、内容も出演者も大きく変わるはず。すでに芸能プロが“赤坂詣で”“お台場詣で”を始めているようです」(スポーツ紙芸能担当記者)

「バイキング」は平日の午後、約3時間にわたる大型の帯番組、一方「Nキャス」は、1991年から17年半続いた前身番組の「ブロードキャスター」も含めれば、30年近く続く看板情報番組だけに、ポッカリあくその穴をどう埋めるのか、注目度はいやが上にでも高まる。芸能プロにとっては、突如あいたおいしい枠を巡り、椅子取りゲームのゴングが鳴ったというわけだ。さるテレビ局関係者はこう話す。

齋藤孝教授では荷が重い?

「『バイキング』の後継番組に関しては、“タモリ復帰待望論”などもあり、タモリサイドに打診をして断られたという話もあるが、現実味は乏しいでしょう。さらに中居正広サンドウィッチマンなどの名前も飛び交っている。内容は、現在のニューストークバラエティーではなく、TBSの『ラヴィット!』と日テレの『ヒルナンデス!』を足して2で割ったようなお笑い生活情報番組になるようだ。いずれにせよ、進行の要として、同局の伊藤利尋アナは残留とみられている」

 一方、「Nキャス」の方はどうか。

「1週間のニュースをまとめて見せる基本スタイルは変わらないようだが、安住アナとの相性もあるので、こちらのほうが後任選びは難しいとみられている。安住アナの大学時代の恩師で、すでに同番組にコメンテーターとして出演している齋藤孝教授を推す声もあるようだが、たけしの後任は荷が重いのでは」(前出のテレビ局関係者)

 春の改編期までリミットは3カ月。正式発表までさまざまな噂や臆測はやみそうにない。 

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」