「いかに自分の色を出すか。姉様キングスでアホなことを続けながら」

公開日: 更新日:

 それが高く評価されて、繁昌亭大賞に選ばれ、芸術祭優秀賞も取ってダブル受賞となる。

「遊方さんが、『芸術祭優秀賞までは読めんかった』と言うてました(笑い)」

 これからの染雀はどんな落語家を目指すのか。

「音曲噺と芝居噺は染丸の受け売りです。いまだに師匠の呪縛から逃れられないので、そこから脱却して、いかに自分の色を出すかですね。同時に姉様キングスでアホなことを続けながら」

 東京でも会を開いて、馴染みのない上方の音曲噺と芝居噺を東京の落語ファンに聴いて欲しいと思うのだが。

「それは考えています。その時は大阪からお囃子さんを連れて行きたい。というのも、東京と大阪では三味線の弾き方ひとつにしても、音色に微妙な違いがあるからです。大阪は文楽の発祥の地やから、義太夫の太棹の影響があるのかも知れません。とにかく、鳴り物からすべて上方風でやりたいと思うてます」

 東京で染雀の高座が見られるのを楽しみにしてよう。(おわり)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  2. 2

    小池栄子が一番の被害者? 佐藤二朗“ハラスメント騒動”に足引っ張られた「さよならノワール」の評価は上々

  3. 3

    戸郷が離脱、則本メッタ打ちで巨人が緊急補強へ…候補に挙がる「オリックス投手」の名前

  4. 4

    安青錦は「カラダ」より「アタマ」に課題…2ケタ勝利で大関復帰を果たせるか

  5. 5

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  1. 6

    福山雅治も結婚後は苦戦…亀梨和也も正念場を迎えている

  2. 7

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  3. 8

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  4. 9

    高市首相が衆院集中審議に“出たくない”とブー垂れ…身内の自民国対「もう疲れ果てた…」ヘトヘトのお気の毒

  5. 10

    ベタ折れで肝いり法案断念の維新 吉村代表と馬場前代表にミゾで「国会組」vs「大阪組」のバトル勃発