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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

一度は捨てた「大声ツッコミ」で成功 おいでやす小田の信条は「世界は冗談でできている」

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「いま、1位っていうドッキリかなって思ったんで」(おいでやす小田/TBS「水曜日のダウンタウン」2月9日放送)

 ◇  ◇  ◇

 2021年の「ドッキリにかけられた芸能人ランキング」で1位に輝いたのは、おいでやす小田(43)だった。それを伝えられた際、おかしなリアクションになってしまったことについて、弁解した一言が今週の言葉だ。小田といえば大声ツッコミ。ドッキリを仕掛けられやすいのも、それを期待されているからだろう。

 小田は子供の頃から「夢で逢えたら」(フジテレビ)や「ガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ)、「生生生生ダウンタウン」(TBS)などを見てダウンタウン、特に松本人志に心酔した。高2の時、バスケ部の部活紹介で、1年生600人くらいの前で親友とバスケ部の紹介をした際に大ウケ。漠然とお笑い芸人を志すようになった。

 大学3年の頃、突然中退。「突発的な感情でしたね。授業、午前中やって友達もいないから公園でお弁当食べてたんです。ある日、もう嫌ってなった。明日から続けるの嫌ってなって、午後の授業出ないでそのまま難波に行って、NSCの願書を取りに行った」(日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」22年1月23日)

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