「水ダウ」で話題のくすぶり芸人「エルシャラカーニ」なぜか売れない不思議

公開日: 更新日:

「水曜日のダウンタウン」(TBS系=23日)で、「芸人なら誰しも自分なりの浅草キッドある説」として、売れない芸人がその悲哀を、ビートたけしが下積み時代を歌った「浅草キッド」の替え歌で歌うという企画が放送された。

 エルシャラカーニ、2丁拳銃、ブラックパイナーSOSの3組が登場したが、“くすぶり度”で群を抜くのは、エルシャラカーニ(セイワ太一・50/山本しろう・48)のコンビだろう。

 月の収入は数万円で、アルバイトで生活を支える日々。替え歌では、「♪ナイツオードリー、U字工事まで、同じ年次のヤツらは売れた」、先のM-1で優勝した錦鯉については「♪五十路で売れると見せられた」「いつかは俺らも……と夢持った」とシミジミ歌っていた。

 結成25年。話の本筋と関係なく、しろうが次々と繰り出すボケに、マシンガンのようにセイワが突っ込むスタイルは“脱線漫才”ともいわれ、ライブや寄席では爆笑をさらっているが、他の仕事は皆無。「M-1グランプリ」は08年の準決勝進出が最高位。11年と12年には「THE MANZAI」で決勝進出し、50組の「認定漫才師」にも選出された。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲