上田晋也が新番組で明石家さんまの「ホンマでっか」に真っ向勝負!気になる視聴率対決の行方

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 最初の対決となった4月6日は共に2時間スペシャルだった。「ホンマでっか」は進行役のカトパンこと加藤綾子アナがこの日限りで卒業の回で、「上田と女」はレギュラー初放送だった。

「『ホンマでっか』が世帯視聴率7.5%で同時間帯2位。『上田と女』の7.1%を上回りました。しかし、以降4度の直接対決は上田3勝、1引き分けです。この時間帯は元V6井ノ原快彦主演の『特捜9 season5』が強く、常時2桁を稼いでいます。ただ、これは世帯視聴率の話であり、日テレやフジが重視しているコア層(13~49歳)では2つのトーク番組が首位を争っていて、『上田と女』は『ホンマでっか』と比べ、特に30代や40代の女性に強い結果が出ています」(前出のテレビ局関係者)

■女性を取り込む一方で男性を引かせる「上田と女」

 出演者のほぼ全てが女性の「上田と女」に対し、「ホンマでっか」のレギュラータレントは男性中心だ。構成作家は視聴率の推移をこう分析する。


「『ホンマでっか』はゴールデンに昇格してから12年近くが経ちました。豪華なゲストの悩みに個性の強い評論家が意見を言い、さんまが突っ込むというスタイルが定番です。視聴者も見慣れてきたので、新番組の『上田と女』に替えた人もいるでしょう。2つの世帯視聴率の差が最も開いたのは、4月27日の8.1%と6.3%でした。ただ、5月25日は2番組とも6.5%で並びました。『上田と女』は“吠える夜”のタイトル通り、『マウントだらけのSNS』などのテーマを話すため、女性の嫉妬心などタレントの見たくない部分が出る時もある。女性視聴者の共感は得られる一方で、男性視聴者が引いている可能性はありますね」

 トーク番組で並外れた瞬発力を見せる上田とさんまのガチ対決は、今後どうなるか。

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