サンド富澤たけしの“怪演”で話題に…「グレープカンパニー」隆盛のウラ

公開日: 更新日:

 グレープカンパニーの芸人はポテンシャルが高く、メジャー賞レースでも頭角を現し、今年は、ピン芸人日本一を決める「R-1グランプリ2022」でお見送り芸人しんいち(37)が初優勝。過去には、漫才日本一決定戦の「M-1グランプリ」でカミナリ、東京ホテイソン、ランジャタイが決勝戦に進出。わらふぢなるおは、最強のコント師を決める「キングオブコント2018」(以下KOC)で準優勝。ゾフィーはKOCで2度も決勝に進出。女性ピン芸人のあぁ〜しらき(45)も「女芸人No.1決定戦 THE W2018」のファイナリストである。

高橋英樹・真麻親子の移籍も追い風に

 サンドは、2007年のM-1で大会史上初となる敗者復活戦から優勝。2009年のKOCで準優勝した二刀流のパイオニアだ。2019年に大物俳優の高橋英樹(78)と元フジテレビアナウンサーの高橋真麻(40)親子が移籍したのも追い風となった。

 エンタメライターの伊藤雅奈子氏はこう言う。


「高橋親子のバラエティー共演がグンと増えたことから、事務所内で俳優と芸人さんの風通しが良くなったのは確か。俳優業界にチャンスが広がった。新興の事務所ながらもノウハウは学べているはずで、伸びしろを感じます」

 ツイッターで世界トレンド1位になった「マイファミリー」のキーマン俳優・富澤へのオファーが増えることは必至。グレープカンパニーのブランド力も一層高まりそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった