ももクロ百田夏菜子の連ドラ初主演に賛否…発達障害のヒロインは“難役”すぎた?

公開日: 更新日:

「考察も、顔芸もないし、感動モノでもない。“発達障害”とは関係なく、どこの夫婦でもありそうな思いのすれ違いを描いているのは、イマドキの連ドラとしては冒険だと思うんです。そんなほのぼの夫婦を演じる百田さんと落合モトキさんに癒やされながら、自分や周囲についていろいろ考えさせられています」

 確かにハラハラドキドキの展開はなく、“怪演”があるわけでもないので話題性には乏しいかもしれない。愛妻が発達障害であることを知った夫が戸惑いながらも寄り添う姿がほのぼのと描かれているだけだ。

「つい最近のフジテレビの連ドラ『ナンバMG5』第6話で赤いツナギ姿の“レディース”として、ももクロメンバー全員で出ていました。お笑い芸人の刑事役以上に、アイドルの不良役はどうしてもコントっぽく映ってしまうもので、それは仕方がないこと。『ナンバ』での百田さんは目線や手足の動きなど、細かい部分に気を配りながら頑張っていたと思いますね。意外と言ったら失礼かもしれませんが、発達障害の妻役も違和感なく演じています」(前出の亀井徳明氏)


 百田は2016年のNHK朝ドラ「べっぴんさん」をはじめ、これまでそこそこ女優業もこなしてきている。昨年3月公開の尾上松也(37)主演映画「すくってごらん」では初のヒロイン役も務めた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  3. 3

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  4. 4

    浜田省吾の父親が「生き地獄」の広島に向ったA.A.B.から80年

  5. 5

    山尾志桜里氏は出馬会見翌日に公認取り消し…今井絵理子、生稲晃子…“芸能界出身”女性政治家の醜聞と凄まじい嫌われぶり

  1. 6

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  2. 7

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  4. 9

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 10

    フジ親会社・金光修前社長の呆れた二枚舌…会長職辞退も「有酬アドバイザー」就任の不可解