著者のコラム一覧
ローバー美々韓国エンタメプロデューサー

1990年代、深夜番組「ロバの耳そうじ」のお色気キャスターで一躍話題になり、韓国留学を経て、現在は日本国内での韓国エンタメプロデュースに携わる。

BTS「原爆Tシャツ騒動」の裏側 “国策”だからこそ火消しも早かった

公開日: 更新日:

 しかし、SNSはもろ刃の剣。2018年に「原爆Tシャツ」騒動が起きました。

 メンバーのジミンが原爆のキノコ雲が描かれたTシャツを着用していたと話題になったのです。

 騒動のきっかけになったのは、現在82万人ものフォロワーを持つ高須クリニックの高須克弥院長のツイートでした。高須院長はこの一件から遡り、15年発売の「RUN」のMVが「3.11東日本大震災を揶揄している」「ナチスを想起させるロゴを衣装や旗に使っていた」と発信。高須院長はBTS本人に謝罪を求めるツイートをし、ユダヤ系団体や日本原水爆被害者団体協議会も謝罪を求める声明を発表。日韓問題はアイドル活動に多大な影響を与え、来日時のテレビ出演はキャンセルになり、東京ドーム公演に街宣車が来るのではとファンが警戒するほどに事態は混迷を極めました。

 そこで所属事務所の上層部は、早々に日本原水爆被害者団体協議会などを訪問、存続の危機を脱したのです。

 ファンには“K-POPが国策である”ことを認めない方が多いのですが、国策でなければ一アーティストが国連で演説できるはずはなく、民族間の歴史を含むトラブルも解決できません。BTSの件も国策だからこそ、火消しも早かったといえます。

 内需が飽和状態の韓国で、海外で外貨を稼ぐのは必須。政府のバックアップなくしてK-POPブームは築けなかったといえるでしょう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網