TBS国山ハセンも異業種へ転職…もう局アナなんて「一生の仕事」じゃないのか?

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 ひと昔前なら、フリーランスになって各局の番組を渡り歩くという転身もあったが、有働由美子大越健介という“真打ち”のフリー転身で打ち止め感が広がり、いまは芸能事務所などからのオファーは少なく、契約金やギャラも下がっているという。だったら、畑違いの仕事でも、お声がかかるうちに「第2の人生」に踏み出したほうが賢明と考えるアナが、いま増えているというわけなのだ。

「視聴率が少しでも下がると周囲からいろいろ言われ、担当する番組によっては夜中に起きる生活ですから、精神的にも肉体的にも相当きつい。若いうちはまだしも、子育て、家族を優先したいと考えるようになったら、アナウンサーなんて一生やる仕事じゃないと思ったりするでしょう。テレビ局勤めに見切りをつける中堅アナは、これからも続きますよ」(キー局アナウンサーOB)

 局内が、世帯視聴率からコア視聴率(13~49歳の個人視聴率)重視になったことも影響しているという。若い視聴者を増やせということで、出演者の若年化が進み、番組進行でも新人アナが起用されることが多くなった。女性アナ30歳定年説なんていうのがあるが、男性アナも中堅は出番がなくなってきているのだ。

 国山ハセンは退社後は何を生業とするつもりなのか。まさか政界進出なんてことじゃないよなあ。

(コラムニスト・海原かみな)

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