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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

綾瀬はるか&長澤まさみ…セカチューめぐる因縁の2人"頂上決戦第2ラウンド”の結末は?

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 振り返れば、長澤にとって女優として大きなターニングポイントとなったのはデビューから4年目の今から18年前、2004年5月公開の映画「世界の中心で、愛をさけぶ」であったように思う。

 この作品は620万人の観客動員数、約85億円という驚異的な数字を残す作品となり、これ以降、長澤が引く手あまたになったことはここで改めて説明するまでもない。

 そして運命のいたずらか、“永遠のライバル”視されている要因のひとつとして、この映画公開からわずか2カ月弱後に、今度は綾瀬が同じくデビュー4年目で同作品の同じ役をTBS系のテレビドラマで演じた。

 テレビ版も映画同様に高い評価を受け、平均視聴率16%、最高視聴率も20%に手が届こうかという数字を残し、これ以降の綾瀬はTBS系で「JIN─仁─」「南極大陸」といった大ヒット作と巡り合うことになる。これを奇縁と言わずして何と言ったらいいのだろうか。

「古株マネジャー連中が顔を合わせると必ず話題になっているのが、『映画とテレビのキャスティングが逆だったらどうなっていただろうか?』という“たられば”です。原作の良さは否めませんが、これを吉高由里子新垣結衣が演じても同じ結果になったでしょうか? そして長澤と綾瀬のそれぞれが人気女優としてのポジションを確立する作品になったわけですから……本当に不思議な巡り合わせですよね」(テレビ関係者)

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