「Get Ready!」と「大病院占拠」冬ドラマでまさかの“仮面かぶり”のワケを考察

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 1月に始まった冬ドラマの序盤戦。世帯視聴率では妻夫木聡(42)主演のTBS系日曜劇場「Get Ready!」(夜9時)と、西島秀俊(51)主演の「警視庁アウトサイダー」(テレビ朝日系=木曜夜9時)が2ケタ付近で上位争いの様相だ。

「TBS日曜劇場とテレ朝の木9、そしてフジテレビの月9が2ケタ常連組でしたが、今期のフジは月9より、カンテレ制作枠の月10が善戦しそうな勢いです」(テレビ誌ライター)

 その月10は草彅剛(48)主演の「罠の戦争」。「銭の戦争」(15年)、「嘘の戦争」(17年)に続く草彅主演の“戦争”シリーズ第3弾とあって前評判も高く、序盤は9%台と健闘。ネット上でも《期待通りの本格復讐劇にワクワクが止まらない》《さすがの草彅くん》《文句なしに面白い》などと好意的な声が多い。

 その一方で視聴率の割にネット上の評価が不調なのが「Get Ready!」だ。妻夫木扮する“エース”率いる正体不明の闇医者チームが多額の報酬と引き換えに患者の命を救う《ダークな医療エンタテインメント》(公式HPから)だが、《ブラックジャックを意識したような髪形がヘン》《設定も展開も幼稚っぽくて入り込めない》《1話完結型だから仕方ないけど、ヒールの患者の改心が強引すぎてシラケる》などなど、手厳しい意見が目立つ。

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