BS松竹東急「À Table!~歴史のレシピをつくって食べる~」のクオリティーがケタ違いのワケ

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 こんなおしゃれでおいしそうなドラマが放送されていることに、お気づきだろうか。「À Table!(ア・ターブル)~歴史のレシピを作ってたべる~」。ほら、初めて聞いたでしょ。

 BS松竹東急の月曜午後10時30分(日曜午後5時30分再放送)の番組だが、開局1年足らずのテレビ局だから、そもそもまだチャンネルを合わせたこともないかもしれない。BS260ch、視聴無料。

 ドラマは、東京・吉祥寺から徒歩20分ほどのところに住む、結婚15年の藤田ジュン(市川実日子)とヨシヲ(中島歩)の穏やかでちょっと退屈な日々のお話である。ジュンは大学の文学部担当の事務員、実家が漬物屋のヨシヲは勤め先も漬物メーカーで、管理部門を任されている。

 この仲のいい夫婦の軽妙なやりとりだけでも十分楽しめる。それ以上にドラマの見どころは、歴史上の人物たちの食事を2人が再現して食べてみるという「遊び」だ。

 マリー・アントワネットの「ヒラメの元祖ホワイトソースがけ」はまだしも、シーザーの「プルス」、ソクラテスの「クランべー」、アレキサンダー大王の「ガルムソース」などは、聞いたこともなく、何の料理かもわからない。ジュンが勤める大学の西洋史の教授が、その人物の解説とともにレシピのメモをくれるのだ。

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