著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

NHK朝ドラ「舞いあがれ!」で輝いたのは脇役の面々 むしろメインより印象に残った

公開日: 更新日:

 NHK朝ドラ「舞いあがれ!」もいよいよあと3週。福原遥演じるヒロイン・舞がパイロットになるかと思ったら、下町の太陽ならぬ東大阪・町工場の太陽になる話だったとは……。それがオリジナルドラマの醍醐味なのでよしとしよう。

 半年間見続けて収穫があったのは俳優陣。メインどころよりむしろサブキャラが印象に残った。

 まずお好み焼き屋「うめづ」の山口智充&くわばたりえ夫婦。近鉄バファローズをこよなく愛するぐっさんは口数は少なく黙々とお好み焼きを焼く。それと正反対なのが口から生まれてきたようなくわばた。何にでも首を突っ込み、口を出す典型的な大阪のオバちゃんを素で演じている。

 お笑い芸人・永野のネタに「クワバタオハラがおったらそこは大阪や」というのがあるが、まさにそんな感じ。大阪のオバちゃんをやらせたら右に出るものなし。大阪のオバちゃん代表として上沼恵美子の後を継ぐ日も近い!?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗