春風亭一之輔はマンネリ「笑点」を2カ月で立て直した!やっぱり“令和の名人”か

公開日: 更新日:

 それにしても、一之輔が笑点レギュラーを引き受けたのは、どんな読みなのだろう。正統のイメージにマイナスであることは、本人も十分承知しているはずだ。「落語好きからは、本来の形ではないといわれる。だが自分の顔を日本中の人に認識してもらえるし、世界にも配信される。普段の芸を見てもらえるし、落語家を知ってもらう努力を少しでもしなければと思った」と語っている。

「寄席の割(ギャラ)は主任(トリ)の真打ちでも、多い時で数万円。客の入りが悪ければ、1万、2万という時もあります。一之輔クラスでも、寄席の収入だけではやっていけません。いや、人気者になるほど、着物もいいものをこしらえなければならないし、師匠やひいき筋への挨拶は増える。お囃子や裏方へのお礼、弟子への小遣いも弾まなければならないので、むしろ出費はかさみます。ホールなどの演芸イベントや独演会の収入で賄うわけですが、そのチケットの売れ行きを左右するのが知名度と話題性。そのプロモーションとして、『笑点』は最強ですよ」(前出の演芸評論家)

 一之輔にとって、台本もある「笑点」は片手間仕事だろうが、高座のような“毒気”はセーブしているようだし、テレビの印象は強烈だから、自分が思っている以上に色がついてしまうかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  2. 2

    サバンナ高橋“10年いじめ”問題からにじむ上下関係の悪しき伝統と「吉本の闇」…鬼越トマホーク良ちゃんも参戦

  3. 3

    犯人探しはまだまだ続く? 中山功太案件“解決”で強まる「パンサー尾形の件は誰なの?」の疑問

  4. 4

    萩本欽一(10)自宅に税務署、友達もいない 萩本少年を救ったのがチャップリンだった

  5. 5

    休養中の菊池風磨「timelesz」5月ライブは不在…チケット"取れすぎ"が危ぶまれるグループ人気と「激痩せ」と「占い」

  1. 6

    ひろゆき氏も"参戦" 「タモリつまらない」論争に擁護派が続出する“老害化とは無縁”の精神

  2. 7

    高畑裕太の“緊急声明”で蒸し返された千眼美子(清水富美加)との「異常な距離感」と“米粒騒動”

  3. 8

    波瑠&高杉真宙「夫婦格差」新婚5カ月でクッキリ…妻は株上昇も、夫は視聴率低迷の切ない事情

  4. 9

    サバンナ高橋茂雄いじめ謝罪のウラ… 光る相方・八木真澄の“ホワイトナイト”ぶり 関西では人柄が高評価

  5. 10

    パンサー尾形や中山功太の告発…お笑い業界の“いじめ体質”はなぜ消えない? ヤンキー文化が残した功罪

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  2. 2

    「男なら…」ヤクルト1位・村上宗隆を育てた父親の教育観

  3. 3

    社民・福島瑞穂代表と高市首相が35年前に共感しあっていた仰天「濃厚セックス対談」の中身

  4. 4

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 5

    ゾンビたばこ羽月隆太郎「共犯者暴露」の大きすぎる波紋…広島・新井監督の進退問題にまで飛び火か

  1. 6

    小手先、その場しのぎではもう駄目だ 長期金利急上昇は市場から高市への「退場勧告」

  2. 7

    追い込まれた高市首相ついに補正予算編成表明も…後手後手のくせして無能無策の極み

  3. 8

    佐々木朗希“初物尽くし”2勝目のウラに心境の変化…ドジャース指揮官が「以前との違い」を明かす

  4. 9

    ソフトBモイネロの体たらくに小久保監督イラッ…なぜ“同条件”の巨人マルティネスと差がついた?

  5. 10

    株主82万人に拡大も…前澤友作氏「カブ&ピース」のビジネスモデルは法規制に大きく左右される