とにかく明るい安村“奇跡のV字回復”を生んだ「開き直り」の強み 凱旋会見でも気負いゼロ

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 と経緯を明かした。さまざまな部分で追い風が吹いた。まず、「I'm wearing」のあとに英文法的には「PANTS」が入らなければいけないのだが、その寸足らずな英語が審査員に「パーンツ!」と言わしめ、会場が一斉に「パーンツ!」と言う、新たなアクションが付け加わった。言葉の壁についてどんな工夫をしていたか質問されると、

「僕のネタはあんまり言葉は関係ないので、やりやすかったです。英語は中学英語で止まっているので、審査員の方が何を言っているのかワケがわからなかったです。ポーズでごまかしました」

 とコメント。その後の海外オファーも「無視してやりました」と終始気負いなく、偶然の産物的要素が強かった。

■「開き直ったら世界に通用すると実証」

 安村といえば、2015年に同ネタでブレークするも、翌16年に不倫が報じられ、収録済みのテレビ、CMがお蔵入り。決まっていた30本以上の営業の仕事が泡と消え、不倫で失敗した先生として「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)にも出演。あのまま行けばMC席に行けたはず、と語っていたことも。最近、有吉弘行がMCをつとめる番組に起用され、低迷期を脱しつつあるところだった。

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