櫻井翔が司会、メドレーも健在…日テレ「THE MUSIC DAY」通常運転でジャニーズ問題もう過去?

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 夏の恒例の歌番組「THE MUSIC DAY 2023」(日本テレビ系)が7月1日に放送された。

 司会を務めたのは「嵐」の櫻井翔(41)で、2013年の第1回から11回目。また番組恒例となる「ジャニーズメドレー」も披露されたため、ジャニーズファンからは「全体的に満足です」などと歓喜の声が上がったが、同時に一般視聴者からは「性加害問題が解決していないにも関わらず堂々とジャニーズを出演させているテレビ局の姿勢を疑いたい」といった声も噴出している。

 ジャニーズ事務所をめぐっては、3月に英テレビ局のBBCが、創業者の故・ジャニー喜多川氏の性加害疑惑を報道。これを受け、5月には現在の代表者・藤島ジュリー景子社長がビデオメッセージを発表し、問題を解決していくと発表したが、その後に設けられた「外部専門家による再発防止特別チーム」が「網羅的な調査はしない」という姿勢を見せるなど、真相究明に消極的なのではないかとする声が上がるなど、前進したとは言い難い状況だ。

 このため「THE MUSIC DAY 2023」については、司会が櫻井翔であることが発表されるや、問題が解決していない状況でのジャニーズタレントの出演は望ましくないといった声が続々と上がる事態に。だがそのような声は時間が経つにつれ徐々に下火となり、何事もなかったかのように同番組は放送された。

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