元「幕末塾」沢井小次郎さん ハリウッドメジャー映画プロジェクト代表に転身していた

公開日: 更新日:

 何かきっかけが?

「実は、私は『幕末塾』に入る前に、スリランカで宝石を掘り当て大金を手にしていたので、高級マンションに暮らし経済的に豊かな生活を送っていました。ところが、『幕末塾』の活動からソロに重心が移った頃、バブルがはじけ、一転、窓からすきま風が入るような借家の2階住まいに。死にたくなるほど落ち込んだとき、ローマの政治家・歴史家のタキトゥスの『勇気あるところに希望あり』などの偉人の言葉を学び、金や名声ばかりを追ってきたから何も残っていないのだと気がつきました。人のため、周囲のため、という視点が欠けていた。それから、エンターテイナーとして人のため、周囲のためにできることは何か、と考えるようになりました。ハリウッドにはコネも何もなかったので体当たりで人脈をつくり、人に教えを請い、詐欺にも遭いました。そうしてハリウッドのシステムを学び、どうすれば日本でも同じような作品作りができるか、を考え今に至ります。『Running Fish』以外の企画も進行中ですよ」

■2年前に妻の腎臓を移植手術

 PCやプロジェクターを駆使し、熱く力説する姿は堂に入っている。このパワーは、これまで3度、生死をさまよう経験をしたことも、影響しているようだ。直近では2年前、腎不全で倒れ、腎臓移植をしたという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  3. 3
    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

  4. 4
    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  5. 5
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

  3. 8
    ドジャース山本由伸に降りかかる不正投球を疑う目 マウンドでの危険な振る舞いは命取りにも

    ドジャース山本由伸に降りかかる不正投球を疑う目 マウンドでの危険な振る舞いは命取りにも

  4. 9
    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  5. 10
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと