「給食営業マン サバイバル戦記」フミコフミオ著
「給食営業マン サバイバル戦記」フミコフミオ著
給食会社は学校給食だけでなく、官公庁や企業の社員食堂や独身寮の給食も受託運営している。
著者の勤務する給食会社は関東を中心に事業を展開しているが、米価高騰や米不足になっても、老人ホームなどの給食をパン食にするわけにはいかない。
ある日、取引のない業者が米の売り込みにきた。米は温度・湿度管理のできない所で保管すると、鮮度が落ちたり虫がついたりする。仕入れ担当者が保管状況を確認したいと言ったら、業者は「他にもいくらでも買ってくれるところはある」と捨てゼリフを言って去った。
給食業界で、取引先からのカスハラなどと闘う営業マンの体験記。
(家の光協会 1540円)


















