著者のコラム一覧
ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

「ついこの間起こった事を忘れちゃだめだ」井上ひさしのメッセージが今の時代にぴったり当てはまる

公開日: 更新日:

 井上氏のどストレートなメッセージが、36年前の作品とは思えないほど、むしろ今の時代にぴったり当てはまる。素晴らしい舞台であった。

■関東大震災から100年

 さて、話は変わるが、もうすぐ9月1日。今年は関東大震災から100年。罪もない朝鮮人がデマにより多数虐殺された日でもある。今年も小池百合子都知事は追悼文を7年連続で出さない。虐殺の有無について「歴史がひもとくもの」などと曖昧なことを言っているが、虐殺があったのは紛れもない事実だ。市民団体「ほうせんか」の西崎氏はその目撃記録を集めている。

 事件から60年経った1980年代にぽつぽつと証言が出始めた。なぜならそれまでは実際の犯人が生きていたからだ。「隣のおじいちゃん」が犯人という場合もあった。100人ほどの証言はみな目撃談だ。小学生が書いた生々しい作文も発見されている。

 しかし西崎氏は証言者が皆亡くなっていくと「実際あったかどうかわからない」という小池知事のような人が出てくるのを危惧している。

「ついこの間起こった事を忘れちゃだめだ。忘れたふりしちゃなおいけない」

 肝に銘じよう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱照ノ富士が“弟子暴行”で角界に大激震! 転籍組との微妙な関係、燻っていた「無理やり改名」の火種

  2. 2

    競泳アイドル池江璃花子の初ロマンスに見えてくる「2つの夢」…りくりゅうに続くメダルともうひとつ

  3. 3

    侍Jで待遇格差が浮き彫りに…大谷翔平はもちろん「メジャー組」と「国内組」で大きな隔たり

  4. 4

    弟子を殴った元横綱照ノ富士 どれだけ潔くても厳罰必至か…「酒瓶で…」「女性を庇った」飛び交う情報

  5. 5

    Adoの初“顔出し”が話題 ミステリアス歌手の限界と20年非公表の「GRe4N BOYZ」との違い

  1. 6

    Snow Man宮舘涼太の交際発覚にファンが怒るワケ 「よりによって相手は女子アナ…」

  2. 7

    元横綱・照ノ富士の暴力事件で伊勢ケ浜部屋は評判ガタ落ち…絶頂期が一転「指導者も親も嫌がる」

  3. 8

    イラン攻撃に沈黙する高市外交の“二枚舌” 米国とイスラエルの暴挙に「法的評価は控える」の笑止

  4. 9

    イラン攻撃が招く原油爆騰インフレの恐怖「サナエノミクス」で庶民への打撃拡大…それでも「利上げ」に反対なのか

  5. 10

    熱意と覚悟が欠如…国内男子ツアーの衰退を加速させる日本ゴルフツアー機構の“残念さ”