チンピラたちが跋扈の醜悪…自民党議員はこんな政権で本当にいいのか

公開日: 更新日:
選挙で負けた政党(=民意)同士がくっつき「政治とカネ」を潰し、とにかく政権だけは握りたい(C)日刊ゲンダイ

 選挙で負けた党同士がくっついて、「政治とカネ」を潰し、国民不在の「目くらまし」政策で合意のデタラメ。民意無視も甚だしいが、その結果、復権するメンメンもおぞましい顔ぶれだ。

 大メディアは単純な数合わせ報道ばかりだが、反旗の自民党議員は出ないのか。

  ◇  ◇  ◇

 日本維新の会との連立政権樹立で、自民党の高市早苗総裁が次期首相に選ばれることがほぼ確実になった。

 維新は19日、大阪市内で常任役員会を開き、自民党との連立をめぐる判断を吉村洋文代表と藤田文武共同代表に一任。自民と維新は20日にも連立政権の合意書に署名する見通しだ。連立に合意すれば、21日召集の臨時国会で行われる首相指名選挙で、維新は高市の名前を書く。高市首相の誕生である。

 もっとも、この連立は打算にまみれ、いつ転んでもおかしくない代物だ。両党の協議で、自民側は維新からも閣僚を出す「閣内協力」を求め、具体的な大臣ポストも提示したとされるが、維新側は副大臣・政務官も含めて閣僚を出さず、「閣外協力」にとどめる方針だという。 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り2,960文字/全文3,425文字)

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    自維連立に透ける実現不能の“空手形”…維新が「絶対条件」と拘る議員定数削減にもウラがある

  3. 3

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  1. 6

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  2. 7

    日本ハム1位・伊藤大海 北海道の漁師町で育った泣き虫小僧

  3. 8

    米倉涼子の薬物逮捕は考えにくいが…業界が一斉に彼女から手を引き始めた

  4. 9

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 10

    影山雅永JFA技術委員長の“児童ポルノ逮捕”で「森保監督がホッとしている情報」の深層