証券や銀行で続々と提供スタート AI資産運用の中身

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 AIを仕事に活用するのが常識になりつつある。投資の世界でも同じだ。生成AIを使って企業の決算分析をしたり、事業の将来性を評価したりする個人投資家も増えている。とはいえ、ハードルが高いのも事実。そこで最近では、より手軽にAI機能を取り入れた投資サービスも相次いでいる。各社が提供するAI予測・運用サービスだ。

 マネックス証券の「AI銘柄ナビ」では、まず関心のあるテーマを選ぶと、AIがそのテーマに関連する銘柄を抽出し、1カ月後の株価を「大幅上昇」「上昇」「下落」「大幅下落」の4段階で予測する。試しに、インフレをテーマに選ぶと、9銘柄が関連銘柄として抽出され、「上昇」は6銘柄、「下落」は3銘柄と予測した。ユーザーは気になる銘柄をポートフォリオに登録でき、予測傾向に変化があればシグナルメールで通知を受け取れる。

■AI予測の「お任せ運用」も

 手間をかけずに投資したい人には、AIによる予測を取り入れた「お任せ運用」も選択肢のひとつだ。口座を開設して入金すると自動で運用してくれる。

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